2019.10.01 PwC、武田薬品とクローン病治療アプリの開発プロジェクトを開始
9月12日、武田薬品工業株式会社とPwCコンサルティング合同会社は、PwCの人体のモデリング・シミュレーション技術「Bodylogical」を活用し、クローン病を対象にアプリケーションを開発するプロジェクトを開始したことを発表した。
「Bodylogical」はPwCが開発したモデリング・シミュレーション技術で、人体のさまざまな生理機能を数字で表現し、サイバー空間上で治療のシナリオを個々人に合わせてシミュレーションを行える。医師は個々の患者の将来予測をタブレット等で確認することができる。
今後は開発したテストモデルを国内の消化器病専門医に提供し、検証を行う。本アプリケーションは医師からのフィードバックを踏まえて機能の検証、補正、拡張を行い、2019年度末までに完成する見通しだという。将来は、希望する医療関係者が広く使用できるよう環境を整え、クローン病の治療に貢献することを目指していくとのことだ。
PwCは近年、個人の特性に応じた医療の推進に多大な投資をしており、Bodylogicalなどのソリューションを開発してきた。Bodylogicalは米国で開発され、日本では2018年5月にサービス提供を開始している。
詳しくは以下のリリースをご覧ください
https://www.takeda.com/ja-jp/announcements/2019/pwcpwcbodylogical/



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