ERPコンサルタントとは?業務内容、年収、必要なスキルや始め方などを解説
更新日:2月25日

この記事では、ERPコンサルタントの業務内容や年収、必要なスキルなどについて解説しています。
ERPコンサルタントへの転職方法やキャリアパスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ERPコンサルタントへの転職やキャリアアップ、フリーランスとして独立を目指している方にとって、ERPコンサルタントの業務内容や年収を把握しておくことは重要です。
この記事では、ERPコンサルタントについて以下のことを解説します。
- ERPコンサルタントの業務内容
- ERPコンサルタントの年収
- ERPコンサルタントに必要なスキル
- ERPコンサルタントになる方法とキャリアパス
ERPコンサルタントに関するよくある質問にも回答するので、ぜひ最後までお読みください。
ERPコンサルタントとは

ERPコンサルタントは、企業の業務プロセスを統合的に管理するERPシステムの導入をサポートする専門職です。ERP(Enterprise Resource Planning)システムは、財務、調達、製造、物流、人事など、さまざまな業務分野を一つのプラットフォームで統合管理するものです。
ERPコンサルタントの役割

ERPコンサルタントの主な仕事は、企業の業務フローを分析し、最適なERPシステムの選定、カスタマイズ、導入を行うことです。
要件定義、システム設計、データ移行、従業員向けのトレーニングを通じて、システムの効果的な運用を支援します。
また、導入後のサポートやシステムの改善も担当し、業務内容は導入計画から運用後の最適化まで広がり、企業の競争力向上を目指してシステムを活用するための重要な役割を果たします。
ERPコンサルタントとその他職種の違い

ここでは、ERPコンサルタントと近い職種について紹介していきます。
ITコンサルタントやシステムエンジニアとの違いはどこにあるのでしょうか?
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、IT全般の課題解決を支援する職種であり、クラウドやセキュリティ、ネットワークなど、幅広い技術分野を扱います。
一方、ERPコンサルタントは、企業の業務全体を統合するERPシステムに特化しており、特定の業務プロセス改善やERPソリューションの導入にフォーカスしています。
システムエンジニア
システムエンジニアは、システムの設計や開発を担当する技術職です。
ERPコンサルタントは、システムの設計やカスタマイズに関与することもありますが、主な役割は企業の業務要件を把握し、最適なERPソリューションを提案・導入することです。
技術的な構築よりも、業務プロセスやビジネス視点に基づいたコンサルティングを中心に行います。
ERPコンサルタントの主な仕事内容

ERPコンサルタントの仕事内容は、企業の業務プロセスに深く関わり、特定の部門や業務にフォーカスしてシステムを最適化することです。
職種別や業務別に具体的な役割を整理して解説していきます。
財務コンサルティング
財務ERPコンサルタントは、企業の財務・会計部門におけるプロセスを最適化し、ERPシステムを通じて効率的な財務管理を実現します。
具体的な業務は以下の通りです。
- 財務報告、会計処理の自動化、予算管理の改善
- システムを使った正確な財務データの追跡・分析
- 財務データの統合と一元管理
- 監査対応やコンプライアンス管理の強化
業務部門の効率化、データの正確性向上、戦略的な意思決定支援が期待され、企業のコスト削減や収益性の改善に貢献します。
人事コンサルティング
人事ERPコンサルタントは、人材管理、給与計算、福利厚生管理など、人事・労務関連のプロセスに特化して支援します。
具体的な業務は以下の通りです。
- 人事情報の一元管理
- 採用、教育、パフォーマンス評価のシステム化
- 労務関連データの管理と法的コンプライアンスの遵守
- 給与管理、福利厚生管理の自動化
効率的な人事業務の管理と従業員データの正確な運用により、組織の運営をスムーズにし、労務コストの削減や従業員満足度の向上が見込まれます。
サプライチェーンコンサルティング
サプライチェーンERPコンサルタントは、調達、在庫管理、物流などのプロセスを最適化し、サプライチェーン全体の効率化を図ります。
具体的な業務は以下の通りです。
- 在庫管理の自動化
- 調達から製造、出荷までのプロセス改善
- サプライヤーとの連携強化
- 物流コストの削減と配送の効率化
サプライチェーンの可視性を高め、在庫の最適化、コスト削減、納期の短縮に貢献し、在庫回転率の向上や顧客満足度の改善が期待されます。
製造コンサルティング
製造ERPコンサルタントは、製造業の生産計画や品質管理、工場運営をサポートします。
具体的な業務は以下の通りです。
- 生産プロセスの自動化とスケジュール管理
- 資材調達から生産、出荷までの統合管理
- 品質管理とトレーサビリティの強化
- コスト削減のための生産効率向上
生産効率の向上とコストの最適化を通じて、企業の競争力を高め、製造コスト削減、製品品質向上、生産ラインの柔軟性向上が期待されます。
販売・マーケティングコンサルティング
販売・マーケティングERPコンサルタントは、販売データ管理、CRM、マーケティングプロセスの最適化を行います。
具体的な業務は以下の通りです。
- 顧客情報の一元管理
- 販売パフォーマンスの分析と報告
- マーケティングキャンペーンの管理と最適化
- 顧客ニーズに応じたパーソナライズドマーケティングの提供
企業の売上増加や顧客関係管理の効率化に貢献し、成果として販売プロセスの円滑化やマーケティングROIの向上が期待されます。
ERPコンサルタントの年収

ERPコンサルタントの年収は、職種や業務内容、担当する企業の業種や規模によって大きく異なります。
一般的に、ERPコンサルタントは高度な専門知識と経験が求められるため、比較的高い年収が期待できる職種です。
平均年収
求人情報のポータルサイト 求人ボックスによると、ERPコンサルタントの平均年収は523万円とされております。
経験年数やスキルセット、資格の有無などで報酬は大きく変動しますが、年収600万円〜900万円がボリュームゾーンになるでしょう。
出典:求人ボックス
職種・業務別の年収差
財務ERPコンサルタント
財務系ERPに特化したコンサルタントは、特に財務報告や会計管理に精通しているため、企業内で高い需要があります。
一般的には650万円〜1,000万円程度の年収が期待されます。大企業や外資系のクライアントを担当する場合、さらに高い年収も期待できます。
人事ERPコンサルタント
人事部門のシステムを扱う人事ERPコンサルタントは、給与管理や福利厚生の自動化に携わるため、業務効率化において高い価値を提供します。
年収は600万円〜900万円が一般的ですが、企業規模によって、また人材関連の業務に特化したスキルを持つと、さらなる年収増加の可能性があります。
サプライチェーンERPコンサルタント
サプライチェーン全体を管理するERPコンサルタントは、複雑な業務フローの最適化に貢献します。
特に製造業や物流業界では、ERPの導入が企業の収益に直結するため、年収は700万円〜1,200万円と高めです。
製造ERPコンサルタント
製造業向けのERPコンサルタントは、生産計画や品質管理など、効率化が直接コスト削減につながる業務に関与します。
年収は650万円〜1,100万円が目安で、特に大手メーカーやグローバル企業を担当すると収入が上がる傾向にあります。
販売・マーケティングERPコンサルタント
販売やマーケティングに特化したERPコンサルタントは、顧客管理や販売プロセスの最適化に強みを持ちます。
年収は600万円〜950万円が一般的で、特にCRM機能を導入する企業での需要が高い傾向にあります。
企業規模や業種による違い
大企業・グローバル企業
大手企業や多国籍企業の場合、ERP導入の規模が大きく複雑なため、プロジェクトの責任も大きくなります。
そのため、800万円〜1,500万円以上の年収が期待されるケースもあり、特に外資系企業では、業界平均を超える報酬が提供されることが一般的です。
中小企業
中小企業では、ERP導入のスコープが比較的小さいため、年収は500万円〜800万円程度が一般的です。
ただし、スキルセットや経験次第では、中小企業でも高い年収を得ることは可能です。
業種別の違い
製造業やサプライチェーン管理を行う企業では、ERPシステムの導入が経営に直結するため、年収が高い傾向にあります。
一方、サービス業や小売業向けのERPコンサルタントは、業界によっては比較的低めの報酬設定となる場合がありますが、600万円〜900万円が一般的です。
フリーランスの場合
弊社が運営するフリーコンサルタント向け案件紹介サービス「POD」のERPコンサルタント案件を見ると、100%稼働の場合の相場は100万円〜150万円です。
契約期間は案件によって異なりますが、1ヶ月と仮定すると、1,200万円〜1,800万円の年収が見込めます。
また、中には報酬200万円〜300万円の案件もあり、ERPコンサルタントとしての経験年数や実績、スキルセットによっては、より高い年収を望めるでしょう。
フリーコンサルタントを目指している方は、ぜひPODを利用してご自身に合った案件を探してみてください。
ERPコンサルタントに必要なスキル5選

ERPコンサルタントとして活躍するためには、どのようなスキルが必要なのでしょうか?
求人サイトやフリーランス向け案件に記載されている、必要なスキルや資格を紹介します。
- ERPシステムに関する認定資格
- ビジネスプロセスに関する知識
- プロジェクトマネジメントスキル
- データ管理スキル
- カスタマイズとプログラミングの知識
1.ERPシステムに関する認定資格
SAP、Oracle、Microsoft Dynamicsなどの主要ERPシステムの認定資格が求められることが多く、これらの資格を持つことで、ERPシステムの設計・導入・運用における専門的な知識を証明でき、導入プロジェクトを主導できるようになります。
2.ビジネスプロセスに関する知識
財務、調達、物流、人事など、各業務プロセスに関する深い理解が不可欠で、こういった知識によって企業の要件に適したERPシステムの提案やカスタマイズが可能になります。
3.プロジェクトマネジメントスキル
ERP導入プロジェクトは複雑で大規模になることが多いため、プロジェクトマネジメントの知識(PMPやPRINCE2などの資格)も重視されます。プロジェクト全体の進捗管理、リスク管理、ステークホルダー間の調整ができるようになると、導入プロセスを円滑に進めることが可能になります。
4.データ管理スキル
ERPシステムでは膨大なデータが扱われるため、データ移行、データベース管理、データのクレンジングなどのスキルが役立ちます。
SQLの知識や、ETL(Extract、 Transform、 Load)プロセスの経験もあると、システム導入時のデータ整備がスムーズに行えます。
5.カスタマイズとプログラミングの知識
ERPシステムは、標準機能ではすべての企業ニーズに対応できないことが多いため、システムのカスタマイズスキルが必要です。
特に、ABAP(SAP用プログラミング言語)やC#(Microsoft Dynamics用プログラミング言語)など、ERPシステムに関連するプログラミング言語の知識があると、より高度な業務が担当可能です。
ERPコンサルタントに求められる3つの成果

ERPコンサルタントは、企業がERPシステムを効果的に導入・運用できるようサポートする役割を担います。
ERPコンサルタントがクライアントから求められる成果は以下の3つです。
- 業務プロセスの最適化
- システム導入とスムーズな運用
- ビジネス上の意思決定支援
各項目を詳しく解説していきます。
1.業務プロセスの最適化
ERPシステムの導入によって、企業の財務、人事、生産、販売などの業務プロセスを統合し、効率化することが期待されます。
ERPコンサルタントは、業務の改善提案やシステムを活用したプロセスの最適化を通じて、企業の生産性向上やコスト削減を成果として提供します。
2.システム導入とスムーズな運用
ERPシステムの導入がスムーズに進み、最小限のダウンタイムで企業が新しいシステムを活用できることが重要です。
ERPコンサルタントは導入後のトレーニングやサポートも担当し、システムの適切な運用を保証します。
3.ビジネス上の意思決定支援
ERPシステムは、経営者や管理者がリアルタイムでデータに基づいた意思決定を行えるように設計されています。
ERPコンサルタントは、正確で信頼できるデータがシステムに蓄積され、企業全体で有効に活用されるよう支援します。このデータの可視化によって、企業の戦略的な意思決定に貢献することが求められます。
ERPコンサルタントに向いている人の5つの特徴

ERPコンサルタントに向いている人の特徴として、以下の5つが挙げられます。
- 論理的思考力が高い
- コミュニケーションスキルが高い
- 技術スキルとビジネス理解を両立できる
- 問題解決能力が高い
- プロジェクトマネジメントに優れている
どれもERPコンサルタントとして活躍するために必要なスキルなので、詳しく見ていきましょう。
1.論理的思考力が高い
ERPコンサルタントは、企業の複雑な業務プロセスを整理し、最適なソリューションを提案する必要があります。
論理的に物事を分析し、プロセスを段階的に改善していくスキルが重要です。システムの構造と業務プロセスをリンクさせ、問題点を発見し解決する能力が求められます。
2.コミュニケーションスキルが高い
クライアントと密なコミュニケーションを図り、業務要件を正確に理解し、適切な解決策を提示するために、聞き取り力や説明力が不可欠です。
また、導入プロジェクトにおいて、チーム内外の関係者と協力しながら進めることが多いため、柔軟な対人スキルが重視されます。
3.技術スキルとビジネス理解を両立できる
ERPコンサルタントには、システム面の技術的知識とビジネス面での業務プロセスに対する深い理解が求められます。
両方のスキルをバランスよく持ち、システムを単なる技術ツールではなく、企業の成長を支援する戦略的な手段として活用できる人が向いています。
4.問題解決能力が高い
企業ごとの業務課題に対して柔軟に対応できる力、課題に対して前向きに取り組み、解決策を考える姿勢が求められます。
新しい業界や業務内容にも迅速に対応し、最適なシステム導入方法を見つけ出す能力が大切です。
5.プロジェクトマネジメントに優れている
ERP導入は大規模なプロジェクトとなることが多いため、スケジュール管理、リソース管理、リスク管理など、プロジェクトマネジメントスキルがある人は重宝されます。
複数のタスクを同時に進めながら、効率よく成果を出せることが重要です。
ERPコンサルタントになるには

ERPコンサルタントになるには、どのようなキャリアを形成していく必要があるのでしょうか?
会社員として就職する場合やフリーランスとしての独立など、さまざまなキャリアプランをご紹介します。
会社員として企業に就職する
大手ERPベンダー企業
SAP、Oracle、Microsoftなどの大手ERPベンダー企業は、ERPソフトウェアの開発・提供を行っています。
直接これらの企業に就職することで、システムの深い理解と豊富な導入プロジェクト経験を積むことができます。大規模なプロジェクトに携わりたい人や、技術的なスキルを高めたい人には最適です。
ERPコンサルティングファーム
Accenture、Deloitte、PwCなどのコンサルティングファームでは、多岐にわたる業界のクライアントに対してERP導入支援を提供しています。
大規模プロジェクトを手がけ、クライアント企業の業務プロセス改革に携わることができます。幅広い業界経験を積みたい人や、クライアントとの密なやり取りが好きな人に向いています。
中小規模のERPコンサルティング会社
中小規模のコンサルティング会社では、より柔軟な環境で働くことができ、ERPシステムの導入だけでなく、システムのカスタマイズや運用保守も含めた幅広いスキルを習得できます。
小規模なチームでのプロジェクト進行を希望する人や、早期に責任ある役割を担いたい人に向いています。
エージェントを活用する
IT専門エージェントを利用
「レバテックフリーランス」、「ミッドワークス」はIT分野に特化したエージェントで、ERPコンサルタントの案件も豊富です。
既にERPに関する知識や経験があるフリーランスのコンサルタントに適しています。短期の案件から長期プロジェクトまで、多様な案件にアクセスできるため、自分に合ったプロジェクトを選びやすいです。
グローバル系エージェントを利用
外資系企業やグローバル案件を狙う場合は、「Robert Walters」、「Michael Page」などのエージェントが有効です。
英語力やグローバルなビジネス経験を持つERPコンサルタントに向いています。特に、海外拠点を持つ企業や多国籍企業とのプロジェクトに携わりたい人に適しています。
個々の状況に応じて最適な方法を選ぶ
既にERP関連の仕事に従事している場合
既にERP関連の仕事に従事している場合、まずは社内異動や同社内でのERP導入プロジェクトへの参加を検討するのが良いでしょう。特にERPシステムのユーザー企業で働いている場合、システムを運用する部署からコンサルティング業務に移行することで、経験を積むことができます。また、ERPベンダーやコンサルティング会社に転職するのも、スキルアップとキャリアの幅を広げる有効な手段です。
他業界から転職を考えている場合
他業界で働いていてERPコンサルタントを目指す場合、まずはIT業界やコンサルティングファームに転職し、ERPプロジェクトに関わる経験を積むことをお勧めします。また、ERPに特化した認定資格(SAP認定資格、Microsoft Dynamics認定資格など)を取得することで、採用されやすくなります。エージェントを活用し、関連するプロジェクトに参加できる企業を探すのも良い方法です。
フリーランスを考えている場合
既にコンサルタントとしての経験がある、あるいはERPプロジェクトに長年関わっている人であれば、フリーランスとして独立するのも選択肢です。エージェントを通じて案件を受注し、専門性を高めながら柔軟な働き方を追求することができます。また、特定のERPシステム(SAPやOracleなど)の専門家として独自のネットワークを構築することで、案件を獲得することが可能です。
ERPコンサルタントの主なキャリアパス

ERPコンサルタントの主なキャリアパスは以下の通りです。
- ファーム内で昇進する
- 関連職種へ転職する
- フリーランスとして独立・起業する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ファーム内で昇進する
ERPシステム導入担当者やジュニアコンサルタントが、ERPプロジェクトに関わる最初のステップで、システムの基本操作や運用知識、クライアントとのやり取りを学びます。
経験を積んだ後、シニアコンサルタントやプロジェクトマネージャーに昇格します。
昇格後の年収は700万円〜1,200万円ほどが見込まれます。
この段階では、クライアント企業のERP導入全体を統括し、プロジェクトの計画・進行を管理します。
さらにキャリアを重ね、エグゼクティブコンサルタントやコンサルティングファームのマネージャー・ディレクターといった役職に昇格すると、企業全体のERP戦略を立案する立場になります。
グローバル企業や外資系企業での活躍も期待され、年収は1,200万円〜2,000万円以上が期待できるでしょう。
関連職種へ転職する
ERPコンサルタントとしての経験を積むことで、ITコンサルタントや経営コンサルタントへの転職も可能です。
また、データアナリティクスやAI関連のスキルを学ぶことで、先端技術を取り入れたコンサルタントとしての価値をさらに高めることができます。
フリーランスとして独立・起業する
既にコンサルタントとしての経験がある、あるいはERPプロジェクトに長年関わっている人であれば、フリーランスとして独立・起業するのも選択肢です。
フリーランスであれば好きな案件を選べるため、キャリア形成における自由度が高いことがメリットです。
独立・起業を選んだ場合、コンサルティングファームの看板に頼ることはできなくなります。
自身のキャリアを考えて案件や仕事を戦略的に選び取るようにしましょう。
ERPコンサルタントに関するよくある質問

ERPコンサルタントは激務ですか?
ERPコンサルタントの仕事は、プロジェクトの進行状況や担当する企業の規模によって異なりますが、特にERPシステムの導入フェーズでは忙しくなることが多いです。
システムの導入やカスタマイズは企業の業務に大きな影響を与えるため、スケジュール通りに進める必要があり、タイトな納期が課されることもあります。
また、プロジェクトの要件定義やトラブルシューティングなど、クライアントとのやり取りが多く発生する時期には、長時間の勤務が求められるでしょう。
ただし、プロジェクトの完了後は業務が落ち着くことが多く、ワークライフバランスを取りやすくなる場合もあります。
必要な資格はありますか?
ERPコンサルタントとして働くために必須の資格はありませんが、特定のERPシステムに関する認定資格を持つとキャリアアップに有利です。
例えば、SAP認定コンサルタント資格やOracle ERP Cloudの資格などがよく知られています。
また、プロジェクト管理能力が重要なため、PMP(Project Management Professional)やPRINCE2といったプロジェクトマネジメントの資格も高く評価されます。
海外で働けるチャンスはありますか?
ERPシステムは世界中の企業で使用されており、ERPコンサルタントはグローバルに活躍できる職種です。
特に多国籍企業のプロジェクトや、外資系企業のERP導入に携わる場合、海外での仕事や出張の機会が増えます。
また、英語を含む多言語スキルがあると、海外プロジェクトへの参加や外資系企業でのキャリアアップの可能性が広がります。
ERPコンサルタントの年収はどれくらいですか?
ERPコンサルタントの年収は経験やスキル、勤務する企業の規模によって異なります。
一般的には、600万円~900万円程度が平均的な年収の範囲ですが、大手コンサルティングファームやグローバル企業でのプロジェクトに携わると、1,000万円以上の収入が見込めます。
特にクラウドERPやデータ分析スキルを持つ専門性の高い人材は、さらに高収入を期待できます。
ERPコンサルタントになるための最初のステップは?
まずは、ERPに関する基本的な知識を身につけることが重要です。企業でのシステム運用やプロジェクト管理の経験を積むことも有効です。
さらに、特定のERPシステムに関する認定資格を取得することで、採用のチャンスが広がります。最初は、IT企業やERP導入プロジェクトに携わるポジションで経験を積み、次のステップとしてコンサルタントへのキャリアアップを目指すのが一般的です。
まとめ
ERPコンサルタントの業務内容、年収、必要なスキル、さらにはERPコンサルタントの始め方やキャリアパスについて解説してきました。
ERPコンサルタントの市場は、今後も成長していくことが予想されます。
デジタル化が進む中で、企業の業務を統合的に管理するERPシステムはますます重要な役割を担っており、ERP導入や最適化をサポートする専門家への需要は高まっているからです。
ERPコンサルタントは専門性を深めることで高年収が見込める職種ですので、転職やキャリアアップなどを検討している方は参考にしてみてください。
本記事が、ERPコンサルタントのキャリアを形成する一助となれば幸いです。
